GeoArrayの鉛直設置
Snape 1.0、Snape 2.0、Standaloneバージョン1.0・2026年11月4日KC-04-009
動画:GeoArray(鉛直):設置(YouTube)
このガイドでは、外径(OD)70 mmの傾斜計ケーシングにGeoArrayを鉛直設置するための組立と設置の手順を説明します。
必要なアクセサリー
設置前に、次のアクセサリーが揃っていることを確認してください。
- 左ガイドホイール
- 右ガイドホイール
- ボーリング孔キャップ
- 六角ナット
- タッピングねじ
- 角度ゲージ
- ボーリング孔口保護カバー
GeoArrayの組立
1. ガイドホイールを取り付ける
ガイドホイールをステンレス管のスロットに合わせます。
- ガイドホイールの片側をスロットに固定します。
- 反対側を手または小型のペンチで押し込みます。
- ガイドホイールがスロットに完全に収まっていることを確認します。
注:センサーセグメント1本につき、ガイドホイールを2個取り付けます。
2. ボーリング孔キャップを取り付ける
- ボーリング孔キャップをセンサーヘッドにかぶせます。
- 付属の六角ナットをねじ部に取り付けます。
- ボーリング孔キャップがしっかり固定されるまで六角ナットを締めます。
設置前に、ボーリング孔キャップが確実に固定されていることを確認してください。ガイドホイールとボーリング孔キャップを取り付ければ、GeoArrayを設置できます。
ケーシングへの設置
3. 傾斜計ケーシングを準備する
GeoArrayは、外径(OD)70 mmの傾斜計ケーシング内に設置するよう設計されています。
4. GeoArrayをケーシングに挿入する
- GeoArrayを傾斜計ケーシングにゆっくり挿入します。
- センサーアセンブリの後端から挿入を始めます。
- センサーやガイドホイールを傷めないよう、アセンブリを少しずつ下ろします。
5. ガイドホイールの位置を合わせる
- ガイドホイールが傾斜計ケーシング内のガイド溝に正しく合っていることを確認します。
- センサーの向きを正しく保ち、正確に計測するため、ガイドホイールはケーシングの溝にかみ合っている必要があります。
センサーの向きと計測方向
設置後は、計器のX軸方向が正の計測方向になります。計測の要件によっては、計器のX軸が実際の計測方向と一致しない場合があります。そのため、2つの方向の角度差を測定する必要があります。
6. 角度ゲージを取り付ける
- 付属の角度ゲージを計器の周りにセットします。
- 角度ゲージのX-MARKを計器のX-MARKに合わせます。
警告:正しい角度を測定するには、両方のX-MARKを正確に合わせることが不可欠です。
7. 角度を測定する
- 計器のX軸と必要な計測方向との角度差を求めます。
- たとえば測定した角度が268°なら、この値を設定用に記録します。
8. Nimbusに角度の値を入力する
- Ackcio Nimbusアプリを開きます。
- 該当するGeoArrayデバイスの設定画面を開きます。
- 測定した角度の値を入力します。
- 設定を保存します。
角度の値を入力すると、GeoArrayシステムが座標変換アルゴリズムを自動的に適用します。このアルゴリズムにより、計器のX軸の正方向で得た計測値が、実際の計測方向または変位方向の値に変換されます。
注:角度の設定を誤ると、変位が誤った方向で表示されるおそれがあります。
ボーリング孔の仕上げ
9. 保護カバーを取り付ける
向きの設定が終わったら、次の作業を行います。
- ボーリング孔口保護カバーを傾斜計ケーシングにかぶせます。
- センサーケーブルが挟まれたり過度に曲がったりせずに、カバーから出ていることを確認します。
10. 保護カバーを固定する
- 付属のタッピングねじを取付穴に差し込みます。
- 保護カバーが傾斜計ケーシングにしっかり固定されるまで、ねじを締めます。
警告:ねじを締めすぎないでください。センサーケーブルの曲げ半径が適切に保たれ、ケーブルに過度な張力がかかっていないことを確認してください。