GeoArrayの概要
Snape 1.0、Snape 2.0、Standaloneバージョン1.0・2026年11月4日KC-04-008
Ackcio GeoArrayは、長期的な構造物・地盤のモニタリング用途向けに設計された、MEMSベースの連続式・定置型変位モニタリングシステムです。設置区間の全長にわたって3次元の変位プロファイルを計測し、地盤や構造物の経時的な動きを自動的かつ高分解能で把握できます。
手動の傾斜計測量や機械式プローブシステムとは異なり、GeoArrayは固定式の分布型センサーチェーンです。一度設置すれば、現場への訪問、プローブの移動、手動計測の繰り返しを必要とせず、変形を継続的に監視します。
連続的な変位モニタリング
GeoArrayは、直列に接続された複数のMEMSセンシングセグメントで構成されています。各セグメントが傾斜と姿勢を計測し、内部で処理してアレイに沿った累積変位を算出します。その結果、個別の点ごとの計測値ではなく、連続的な変位プロファイルが得られます。
システムが恒久的に設置されるため、プローブの詰まり、アクセスの制約、作業者による計測のばらつきなど、従来のシステムによくある問題を回避できます。
従来のIPIおよび手動傾斜計システムの代替
GeoArrayは次のものを直接置き換えることができます:
- 手動の傾斜計測量
- 孔内設置型傾斜計(IPI)
- ロボット式傾斜計システム
主な利点:
- 設置後は可動部品なし
- 計測サイクルの高速化
- 長期的な保守・運用コストの削減
- 大変形条件下での優れた性能
- 早期警報システムに適した完全自動モニタリング
柔軟な設置構成
GeoArrayは、さまざまな現場条件やモニタリングの目的に対応できるよう設計されています:
- 垂直設置:斜面安定、地すべり、擁壁、ダム、深い掘削などを対象に、ボーリング孔内で一般的に使用されます。垂直設置を参照してください。
- 水平設置:固定基準点を用いて、盛土、路盤、基礎、スラブの下の沈下をモニタリングするのに適しています。水平設置を参照してください。
- アーチ状または曲線状の設置:変形が曲線形状に沿って生じるトンネルの内空変位モニタリング、地下構造物、パイプラインに最適です。
この柔軟性により、モニタリングの原理を変えることなく、1つのセンシング技術で複数の用途に対応できます。
Ackcio Digital Nodeとの統合
GeoArrayは、RS485を介してAckcio Digital Nodeに直接接続します。Standaloneモードでは、ノードが計測値を保存し、現場でAckcio Nimbusアプリを使用してダウンロードします。
長期モニタリング向けの設計
GeoArrayは、過酷な現場環境と長い耐用年数を想定して設計されています:
- 内部処理機能を備えたMEMSベースのセンシング
- 外部での演算処理は不要
- 遠隔地での導入に適した低消費電力
- 恒久的または半恒久的な設置に対応
注:システム設計のサポートやプロジェクトごとの推奨事項については、[email protected]までAckcioにお問い合わせください。